【頭のなか】2015年タイ社会10大ニュース

タイのホテル特集
2015年10大ニュース

1.タイ料理店の新店が続出
ジャスミンタイ、クルンサイアム、ホワイトジャスミン、バーンキラオ。お店が増えました。本当にタイ料理店が多くなりました。

2.大型タイのイベントが増加
大型の屋外タイイベント『タイフェスティバル』は東京、大阪、名古屋、名古屋で開催され、タイフェア芝浦が3月と9月に開催。続けて10月の最後にタイフェア渋谷が開催されました。

3.エラワン廟(びょう)爆発
2015年8月19日の夜に発生した事件です。この爆発の影響でJAPAN EXPOが中止になりました。

4.パクチーブーム
ついに来た!2015年はパクチーが大人気になりました。パクチーサラダ、パクチー炒飯、タイ料理店ではパクチー大盛りが流行になりました。

5.タイ自転車ブーム
5月12日はBIKE FOR MAM。12月5日はBIKE FOR DAD。タイ人は自転車が大好きになりました。日本の古い自転車も人気があります。僕はこのイベントのプロモーション映像を作る渋滞に遭いました。

6.タイ語日本語LINEスタンプがタイ人のこころを掴む
LINEスタンプはタイ人やタイマニアが毎日使うツールです。そこでタイ語&日本語LINEスタンプが歓迎されない訳がありません。タイフェスティバル博士、カノムちゃん、タイ料理用語などが作られ、タイ人にも大好評でした。

7.タイ風商品が人気
レトルト食品、スナック、コンビニ商品、そしてベーグルやバーガーでタイ風の商品が沢山発売されました。

8.タイ料理&タイカルチャーイベント『タイ旅カレッジ』でタイ文化の普及活動
毎月タイ料理店で開催したタイ旅カレッジ。タイのショッピングセンター『MBK』、世界中の人から愛される観光地『カオサン』、たぶん皆さんきっと頭のどこかで思ってた『仕立て屋』、『タイのホテル』、『タイのお菓子』など。もうこのイベントでライトなタイファンをヘビーがタイファンへ変えていきました。

9.タイ人が日本に大来襲
日本中のどこに行ってもタイ人と会うようになりました。嬉しいですね。80年代に肩身狭く生きていたタイ人が堂々と街を歩いているんです。よかった、よかった
<訪日タイ人観光客数>
2012年/26万人/1~12月の1年間
2013年/45万人/1~12月の1年間
2014年/92万人/1~12月の1年間
2015年/62万人/1~10月の10カ月

10.タイ料理のセレブ化
もう屋台風のタイ料理じゃなくて、そろそろ年相応のゆったりしたタイ料理店を作りたくなったという気持ちを皆が持ち始めたんですね。ホワイトジャスミン、ジャスミンタイなど。そしてタイレストランガイドのテーマも『王宮料理特集』、『ワイン特集』にしました。2016年はさらに高級なタイ料理店が増えていくと思います。

(2015年12月31日 文/遠藤誠)

遠藤誠プロフィール
タイ王国の伝道師。1987年よりタイコミュニティーに携わったことからタイ専門情報誌「月刊ワイワイタイランド」を創刊。タイの笑顔を求めて旅をしながら写真を撮り続ける。ローカルグルメや非日常の体験などこだわりのある旅の楽しみ方を発信するタイ専門のトラベル・ジャーナリストでもある。雑誌、新聞、ウェブサイトなどへの寄稿、講演などを通して、新たなタイの旅先の提案をしている。毎月「月刊ワイワイタイランド」で最新の写真と面白い旅先の紹介を見ることができる。

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遠藤誠。愛称エンディ。タイ王国専門ジャーナリスト。1987年よりタイコミュニティーに携わったことからタイ専門情報誌「月刊ワイワイタイランド」を創刊。タイの笑顔を求めて旅をしながら写真を撮り続ける。ローカルグルメや非日常の体験などこだわりのある旅の楽しみ方を発信するタイ専門のトラベル・ジャーナリストでもある。雑誌、新聞、テレビ、ラジオ、ユーチューブ、ウェブサイトなどへの寄稿、講演などを通して、新たなタイの旅先の提案をしている。毎月「月刊ワイワイタイランド」で最新の写真と面白い旅先の紹介を見ることができる。