【タイ映画】『バンコクナイツ(BANGKOK NITES)』の試写会に行きました

バンコクナイツ

2017年2月に上映する『バンコクナイツ(BANGKOK NITES)』の試写会に行きました。

娼婦をテーマにしているというので、身構えて恐る恐る見始めました。

サラデーン駅側から入ったタニヤ通り、アテッサ、リバークルーズ、タイの田舎を知るとタイを知ったことになると語る日本人、悪巧みの最中に祠を見てワイをするタイ人女性、ホアランポーン駅など映し出される場所はツボを押さえてあります。

「おまえ、おまえ、おまえ、自分、自分、自分」というセリフに痺れました。びっくりするほど音が良い。クラブのシーンなどはその場にいるように体感できます。

ワイワイタイランドの調査では、飲み屋や風俗で働く女性の実家やアパートに行ったことがある日本人男性は40%という統計があるのですが、まさにこの映画ではそのシーンが見られます。ノンカーイの実家に一緒に行って彼女の親戚や従妹にプレゼントを渡すシーンを見て、「あ~っコレね」と苦笑いしてしまう日本人男性は多いと思います。イサーンの朝、托鉢の風景、パヤナーク(龍神)が川のなかを揺れ泳ぐシーンが少し入っていたり、イサーンの曲が吉田拓郎みたいな曲なんだと感じたり、タイ人の出家の様子やその時の親の気持ちが紹介されたり。タイの文化と風習、タイ人の心が少し分かった気がしました。

うまく言えないのですが、タイが好きという人は男性も女性も見ておくべき映画というのは間違いないです。

下の写真は主演のラックを演じたジョイさん。

バンコクナイツのラック

(2016年10月2日 文・写真/遠藤誠)

遠藤誠プロフィール
タイ専門コンサルタント。1987年よりタイコミュニティーに携わったことからタイ専門情報誌「月刊ワイワイタイランド」を創刊。タイの笑顔を求めて旅をしながら写真を撮り続ける。ローカルグルメや非日常の体験などこだわりのある旅の楽しみ方を発信するタイ専門のトラベル・ジャーナリストでもある。雑誌、新聞、ウェブサイトなどへの寄稿、講演などを通して、新たなタイの旅先の提案をしている。毎月「月刊ワイワイタイランド」で最新の写真と面白い旅先の紹介を見ることができる。

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遠藤誠。愛称エンディ。タイ王国専門ジャーナリスト。1987年よりタイコミュニティーに携わったことからタイ専門情報誌「月刊ワイワイタイランド」を創刊。タイの笑顔を求めて旅をしながら写真を撮り続ける。ローカルグルメや非日常の体験などこだわりのある旅の楽しみ方を発信するタイ専門のトラベル・ジャーナリストでもある。雑誌、新聞、テレビ、ラジオ、ユーチューブ、ウェブサイトなどへの寄稿、講演などを通して、新たなタイの旅先の提案をしている。毎月「月刊ワイワイタイランド」で最新の写真と面白い旅先の紹介を見ることができる。