【頭のなか】80年代の日本のアルバム・ベスト・レコード25枚

大滝詠一 ロングバケーション
大滝詠一さん『ロングバケーション』

幼稚園の頃から自宅にあったステレオでレコード盤を聴いていました。軍歌、サムテイラー、黒猫のタンゴ。こういう家にあったレコードを幼稚園の頃に好んでよく聴いていました。

幼稚園の終わりころはフィンガー5が大好きで、小学生になるとアニメやウルトラマン、仮面ライダー、ミラーマン、キカイダーなど実写ドラマのテーマ曲が入ったレコードを買ってもらいました。

聴いているだけではなく小学生の低学年に父親から尺八の吹き方を教わり、小学生の高学年になると鼓笛隊に入りトランペットの演奏を開始しました。

小学5年生くらいになるとキャンディーズからピンクレディーに興味が移り変わって、テレビ『ベスト10』など歌番組の影響でチューリップ、オフコース、甲斐バンドなどバンド系が好きになりました。


小学6年生のときには近所に住んでいた3歳年上の鈴木馨さんからはっぴいえんど『はっぴいえんど』、ビートルズ『赤盤』、キング・クリムゾン『クリムゾンキングの宮殿』、エリッククラプトン『レイラ』を貸してもらって洋楽の魅力を知りました。

中学1年で深夜ラジオを聴くようになり、ニッポン放送で海外で成功した日本の音楽団が日本に凱旋帰国という感じで紹介されたYMOの曲「東風」と「シムーン」をはじめて聴き、そこからジューシーフルーツ、プラスチックス、シーナ&ロケッツなどのテクノミュージックを聴くようになりました。

その頃には小田原のビーバー登山や鴨宮のダイクマで木材とスピーカーのユニットを購入して、自宅でスピーカー制作をしてオーディオ道にも入っていました。ムーや科学雑誌「ニュートン」とともにFMレコパル、FMファンを愛読していました。

中学生のときには楽器演奏の興味は尺八とトランペットから親父にクリスマスに買ってもらったギターになり、自分で曲を作り始めました。

僕がトランペットやギターをやったのは実写ドラマ『キカイダー』の影響もあるかと思います。キカイダーのギターを持つジローを見てギター、キカイダー01のイチローを見てトランペットに興味を持ったんだと思います。

中学3年生のときに九州のバンド、モッズとARBのメンバーだった白浜久先生に家庭教師をしてもらい英語と数学とギターを教わりさらに音楽演奏が好きになりました。

高校生になってバンド活動、高校3年生のときに白浜久先生と運命の再会で一気に音楽の毎日になりました。

大学ではテクノバンド、ロックバンド、ジャズバンドなどいくつか掛け持ちをして音楽の知識と経験を積みました。

大学一年のときに母親からお金を出してもらってアメリカへ短期滞在をして、その時期はマンハッタンでレコードを買ったり世界的に有名な人と会ったりコンサートを見ました。毎日毎晩いろんなコンサートを見ました。有名な人も小さなライブハウスの無名の人の演奏まで本当によく見ました。この時に見たラウンジリザース、トッドラングレン、ラモーンズ、ホイットニーヒューストン、デヴィッドボウイ、矢野顕子さんの演奏は僕の血や肉になっています。

アメリカから帰国後は、新宿歌舞伎町でタイ人と一緒にバンドをやったり、日本人の仲間とクラブで演奏をしたりしました。

大学を出ると日本全国へ演奏の旅をしました。

20代半ば以降はデキシードザエモンズの阿部智康君とタイへ演奏旅行に行き始めました。阿部君とはロンドンやリバプールへも旅に行き、ここでもコンサートを見たりレコードを買いました。

20代の終わり頃は音楽の演奏パフォーマンスにも自信が持てるようになったので、ロンドンのハーフムーンパットニーなどライブができるパブへ出演交渉などを始めました。

30代前半は毎年ニューオーリンズジャズフェスに行くようになりました。そこで競馬場などを使ってやる海外のフェスの凄さを知りました。この経験が後の代々木公園のタイフェスティバルの企画作りにも役立っています。

このような僕の音楽人生で、今でも毎日聴く音楽、僕のレコード棚に残った音楽のほとんどが80年代の音楽です。

『80年代の日本のアルバム・ベスト・レコード25枚』といえばコレです。

80年代の日本のアルバム・ベスト・レコード25枚

1.SHAKES/THE SHAKES
2.甲斐バンド/GOLD
3.山下達郎/メロディーズ
4.白浜久/NONFICTION
5.大貫妙子/シニフィエ
6.大滝詠一/ロングバケイション
7.オフコース/We are
8.財津和夫/I need you and YOU
9.チューリップ/I dream
10.YMO/YELLOW MAGIC ORCHESTRA
11.RCサクセション/ラプソディー
12.シーナ&ロケッツ/ニューヒッピーズ
13.松尾清憲/サイドエフェクツ
14.プラスチックス/ウエルカムプラスチックス
15.高橋幸宏/音楽殺人
16.忌野清志郎/レザーシャープ
17.伊藤銀次/Baby Blue
18.佐野元春/VISITORS
19.クリスタルキング/クリスタルキング
20.松田聖子/9th Wave
21.南佳孝/冒険王
22.寺尾聡/リフレクションズ
23.長淵剛/HEAVY GAUGE
24.森山達也/JUST A PRETENDER
25.鮎川誠/クール・ソロ

写真・文 遠藤誠(2014年11月3日)

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エンディ(本名:遠藤誠)はタイ王国専門ジャーナリスト。活動はユーチューブの『エンディTV』や月刊ワイワイタイランド連載の『タイランド探訪』で見ることができる。『エンディTV』のテーマは、タイ王国に関する企業活動、芸術・スポーツ・料理・マッサージなど文化活動、最新テクノロジー、ミステリー、自然災害、果ては超常現象など。実況調やロードムービー調やコメディ調のスタイルでタイファン、タイ業界関係者、タイ人とその配偶者の日本人の皆さまに役立つ情報を伝えている。タイ料理の食レポのほか、ニュース性に富んだ情報を盛り込むジャーナリスティックな内容なので、巷間ではここからタイ情勢を勉強できると言われることもある。ユーチューブや月刊ワイワイタイランドに登場する人物・団体・名称等は実在のもの。出来事はすべてノンフィクションである。

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ABOUTこの記事をかいた人

遠藤誠。愛称エンディ。タイ王国専門ジャーナリスト。1987年よりタイコミュニティーに携わったことからタイ専門情報誌「月刊ワイワイタイランド」を創刊。タイの笑顔を求めて旅をしながら写真を撮り続ける。ローカルグルメや非日常の体験などこだわりのある旅の楽しみ方を発信するタイ専門のトラベル・ジャーナリストでもある。雑誌、新聞、テレビ、ラジオ、ユーチューブ、ウェブサイトなどへの寄稿、講演などを通して、新たなタイの旅先の提案をしている。毎月「月刊ワイワイタイランド」で最新の写真と面白い旅先の紹介を見ることができる。