取材するのも大変だ。
大変と思ってはいけないのですが、もっとスムーズにいきたいですね。
日本のタイ料理店なら、僕が行くとよく食べ物が勝手に出てくることがあるんです。
「味見してコメントください」なんて言われながら。
“この人に何か食べさせておけば何か良いことあるかも”と思ってくれているんですね。
タイ国内でもそこまでなりたいなぁ。
2014年にポンパン先生のタイのテレビ番組に出させていただいた時にはタイ人から大歓迎されました。
【驚異!視聴数 190,000突破】
日本でタイブームが起きています!東京でタイフェスティバルを2日間開催し、なんと35万人の方にお越しいただきました!人気の理由を密着取材したタイの人気テレビ番組です。
ดูให้รู้ : ญี่ปุ่นหัวใจไทย (26 ก.ค. 57)
http://youtu.be/m31C5jhLxeU
テレビ番組が放送された後、
僕は羽田空港からバンコク行きの飛行機に乗るときに、
断られるのを覚悟でスチュワーデスさんに写真撮影をお願いしました。
すると、タイ人のスチュワーデスさんから意外な言葉を言われました。
「あなたを知ってます。番組見ました」と言われたのです。
スチュワーデスさんと機内の撮影はOKになりました。
やはり自分自身と自分の目的を皆さんに知って貰えていると活動がしやすいですね。
それから、
もしもこういうような状況になったら、という事があります。
難しいかもしれないですが、
僕がバンコクの道でタクシー待っていて、
そこを通り過ぎる一般の車のドライバーが僕に気がついて、
「あ!タイの取材に今月も日本から来たんですね。今からどこに行くんですか。送っていきますよ」
とかなったらどんなにいいだろうと。
“この人をサポートしておけばタイの国が良くなるかも”と思っていただけるようになって。
そんな馬鹿なことを夕方のトンロー55でモーターサイの後ろに乗りながら考えてました。
(2015年11月19日 文・写真/遠藤誠)
遠藤誠プロフィール
タイ王国の伝道師。1987年よりタイコミュニティーに携わったことからタイ専門情報誌「月刊ワイワイタイランド」を創刊。タイの笑顔を求めて旅をしながら写真を撮り続ける。ローカルグルメや非日常の体験などこだわりのある旅の楽しみ方を発信するタイ専門のトラベル・ジャーナリストでもある。雑誌、新聞、ウェブサイトなどへの寄稿、講演などを通して、新たなタイの旅先の提案をしている。毎月「月刊ワイワイタイランド」で最新の写真と面白い旅先の紹介を見ることができる。